今回はさやちゃん(TPEヘッド)の色移り落としに挑戦した実録記事になります。
X(旧Twitter)のフォロワーさんから「歯磨き粉、効果あります!」と教えてもらったので、ウィッグの色移りで黒ずんだ後頭部にどのくらい効果があるのか、写真の時系列(12/8→12/23→1/14)でまとめました。
結論から言うと――
“ゆっくりだけど、確実に薄くなる”。しかも専用脱色剤よりコスパが良い可能性が高いです。
ただし、TPEは繊細なので「やり方」と「注意点」を押さえるのが大事。失敗しないコツも含めて、しっかり解説していきます。

色移りとは?TPEヘッドで“起きやすい理由”
色移りはざっくり言うと、色の濃い素材(ウィッグ・衣類・クッション等)の染料が、TPEやシリコン側に移ってしまう現象です。
特にTPEは素材の性質的に、表面だけじゃなく“じわっ”と内部へ染料が入り込みやすいことがあり、放置期間が長いほど落としづらくなります。
今回のさやちゃんは、2021年にお迎えしてから、ウィッグ装着のまま寝かせ保管してしまい、後頭部に濃い色移りが出た状態。
しかもそれを約4年放置していたので、「正直、これは厳しいかも…」というスタートでした。

色移りの原因はだいたいコレ:ウィッグ×圧×時間
今回の写真の状態を見る限り、原因はかなり典型的です。
-
**濃色ウィッグ(黒〜茶)**の染料
-
装着したまま寝かせた圧迫(後頭部が当たり続ける)
-
長時間・長期間の密着(これが一番効く)
さらに、室温が高い環境や、湿気がこもる状態だと、色移りが進むケースもあります。
つまり色移り対策は、「濃色を避ける」だけじゃなくて、密着させない・圧をかけない・放置しないが超大事なんですよね。

脱色アイテム比較:専用脱色剤 vs 歯磨き粉「アドバンスホワイト」
今回使った候補は2つ。
① TPEドール専用脱色剤(代理店販売)

-
価格:だいたい2000円弱
-
効果:ちゃんとある
-
ただし:内容量10gなど少量が多く、広範囲や複数回だとすぐ無くなるのがネック
② 歯磨き粉「アドバンスホワイト」

-
フォロワーさんおすすめで採用
-
Amazonで2本入りで約2000円前後(時期で変動)
-
専用脱色剤よりボリュームが多くてコスパ良い
-
“ゆっくり効かせる”タイプで、今回みたいな広めの色移りに向いてそう
ここがポイントで、専用脱色剤は「短期決戦の切り札」になりやすい一方、歯磨き粉は「コスパ重視でじわじわ」ってイメージ。
今回のように4年放置の濃い色移りは、正直1回で消える期待は薄いので、継続しやすい方法が合ってました。

色落とし実施:やったことはシンプル「塗る→ラップ→放置」
今回の手順は、基本これだけです。
手順1:色移り部に歯磨き粉を塗る
-
指よりも、綿棒・ヘラ・使い捨て手袋が扱いやすい
-
“薄塗り”より、ムラなくしっかりが良い(ただし盛りすぎ注意)
手順2:塗った部分をラップで覆う

-
乾燥を防いで、歯磨き粉が効いている時間を伸ばす狙い
-
ラップは密着させすぎず、空気を少し逃がすくらいでもOK
手順3:放置(2週間)

-
12/8に開始 → 12/23に確認
-
ここで「お、落ちてる!」となったので再度同じ工程へ

結果発表:2週間でかなり薄く、4週間でさらに白くなった
写真の時系列が分かりやすいので、そのまま感想をまとめます。
12/8時点(開始前)

-
後頭部に濃いグレー〜黒っぽい色移り
-
「これは落ちるのか…?」っていう、わりと絶望寄りの濃さ
12/23時点(2週間後)

-
かなり落ちました!
-
特に“濃い部分の輪郭”がぼやけて、全体が薄くなった印象
-
ここで再塗布を決断(ナイス判断)
1/14時点(さらに2週間=合計4週間)

-
さらに白くなった
-
もちろん“完全消滅”まで届くかは個体差・染料の種類次第だけど、
少なくとも今回のケースでは「歯磨き粉、普通にアリ」です。
ポイントは、時間をかけて染料を少しずつ抜いていく感じ。
「一撃で落とす」より「安全に薄める」方向なので、TPEとの相性としても現実的でした。

注意点:TPEはやさしく扱うほど勝ち(やりすぎ注意)
ここは大事なので、先に釘を刺します。歯磨き粉は便利だけど、万能ではありません。
-
強くこすりすぎない(表面を傷める原因)
-
メイク周りは避ける(眉・頬などは特に慎重)
-
放置中は、できれば直射日光・高温を避ける
-
ラップ密閉でベタつく場合は、途中で状態チェックして調整
もし「表面が荒れた」「質感が変わった」など違和感が出たら、いったん中止して、
洗浄→乾燥→保湿(TPEケア)に切り替えるのが安全です。

予防が最強:色移りを“起こさない”ための現実的な対策
今回みたいに落とすのも楽しい検証なんですが、本音を言うと――色移りは予防が最強です。
ウィッグの色移り対策3点セット
-
ウィッグキャップ(ネット)を挟む
-
濃色ウィッグは、内側に薄い布を追加して直接触れさせない
-
装着したまま寝かせない(圧×時間を断つ)
さらに、保管時は「頭部に圧が集中しない置き方」も効果的。
後頭部が当たり続ける形は避けて、できれば柔らかい支えで分散させると安心です。

まとめ:歯磨き粉「アドバンスホワイト」は“じわ効き・コスパ型”でアリ!
最後に要点だけ、ぎゅっとまとめます。
-
ウィッグ色移りは **「濃色×圧×時間」**で起きやすい
-
4年放置の濃い色移りでも、
歯磨き粉→ラップ→2週間×2回でかなり薄くなった -
専用脱色剤は効くけど少量になりがち。
歯磨き粉は量が多く継続しやすい=今回のケースに合ってた -
ただしTPEは繊細。こすりすぎ・焦りはNG
-
結局、最強は予防:直密着させない・寝かせない・圧を分散!
